ゆいまーる

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カブトムシの生活史

里山の雑木林を中心に暮らすカブトムシ。
私たちが田んぼの作業を通して出逢える季節は冬。

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夏、成虫のカブトムシは、
クヌギなどの蜜(樹液)を吸い、
夏の終わりに、腐植土などに卵を産む。
冬は、幼虫で腐植土などの中で越冬し、
春は、蛹。
そして初夏に羽化して成虫になる。
成虫であるのは、
その生のなかで、3ヶ月ほど。


セミ、トンボ、ハチ...
私たちがしぜんに、その季節に目にする
成虫となった里山で生きる多くの昆虫たちはみな、このような生を送っている
ほんとうにわずかな時間(成虫)のために、他の多くの時間(卵、幼虫)はある。
そしてみな、食物連鎖のなかに生き、食う食われるのなかで生きている。
ひとつひとつのいのちをこうして思うと、尊いなあとつくづく思う。


d0112350_0565761.jpgカブトムシは
腐植土などで幼虫時代を過ごす。
クワガタムシは
朽ち木のなかで幼虫時代を過ごす。

人は、落ち葉などを積み
堆肥をつくり、
雑木林で切った木は
しいたけのほだ木となった後、
雑木林に積まれ、朽ちる。


人と生きもの。
お互いに必要な作業、ものが、しぜんに繋がる関係が心地よい。

今、カブトムシといえば、お店で買う。飼う。人工的な餌を与える。
それが、普通となりつつある現実。

ここでも、カエル(オタマジャクシ)をはじめ、カブトムシも、
人によってとられしまうことが危惧されている。

ひと昔、子どもの頃は、里山でクワガタ捕りをしたなんてこともあった。
けれど、今では、生きものの個体数は減り、ままならない状況があることも事実。
時代は確かに変わりつつあるのだ。ざんねんでもあることだけど。
生きものにとって、一番の天敵は人間であるともいえる現実。


舞岡公園では、「持ち込まない、持ち出さない」がルール。
カブトムシはこの山で生きている。

人と生きもの。
お互いに必要な作業、ものが、しぜんに繋がる関係が心地よい。


(追記情報)
お店で売っているカブトムシ。子どもたちが大好きな外国産のカブトムシ。
もしかしたら、この幼虫たちのなかにも「外来種」が入り込んでいるかもしれない...
さらに遺伝子の交雑の問題など。問題はとても根深い。。。

※幼虫で見分けることができます。
 (なかには、国産カブとよく似ているものもありますが、見分けができます)
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by yuima-ru_tanbo | 2010-02-06 13:36 | 「ゆいまーる」の生きものたち