ゆいまーる

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「生きもの語り」 への寄稿

3月21日追記
事務局から連絡が入り、
計画停電による作業、印刷時間、ページ数の短縮の理由により
今月号への掲載は見送りとなり、来月号に掲載されるそうです。

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「ゆいまーる」の田んぼのある舞岡公園(横浜市)で月に1回発行している
「舞の里だより」。3月19日の今日、第192号が発行日です。

そのなかで、持ち回りで連載をしている「生きもの語り」。
今月は私が執筆しています。
いつもはサイトにはアップしないのですが、今回はここにアップしたいと思います。
長文ですが、読んでいただけると幸いです。

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生きもの語り  
第17回 「人と自然とエネルギー の巻」

〜草虫暦〜(二十四節気・七十二候) 春分 桃の花が咲き、菜の花に蝶が舞う頃

寒かった冬。今年は舞岡でも数日雪が降りました。
そして春、足元の畦草の小さな花が咲き始めました…   
と書き始めたところで…予定を変更させてください。
今回の語り口は、人。「私」です。

3月11日午後2時46分、
皆さんその揺れを体験したであろうM9.0未曾有の大地震が発生しました
被災地の被害は甚大で、ニュースをみるにつれ、心がざわざわとしています。
また、福島第一原子力発電所の事故の行方が大きな心配である今ですが、
原発によって作られているもの、
それが電気です。それを私たちは受益しています。

舞岡公園の自然観察会のなかで、
毎年電気(明かり)のお話をするのが、夏の夜の観察会です。
舞岡公園内には、外灯(電灯)がありません。それはなぜでしょう。
それは、「夜の谷戸は生きものたちの世界」だからです。
舞岡公園に閉園時間があり、門を設置させていただいているのも同様の理由です。
夜に舞岡公園を開放するのは、この夏の夜の観察会(5回開催)と、
肝試し、むかしのくらし体験(古民家にお泊まりします)だけです。

夏、逢魔が時の谷戸では、
オオマツヨイグサがふわっと花開くと、そこに蛾が蜜を吸いにやってきます。
アオバズクが鳴き始め、夜行性の生きものたちが活動を始めます。
静かでひっそりとした谷戸ですが、多くの生きものたちが息づいています。
マメ科のネムノキは、夜の暗さを感じて葉を閉じます。
人工光、ネオンで明るい街のもとでは、
うまく葉を閉じることができずに、枯死してしまうといわれます。
まっくらな舞岡公園。昼があって夜がある。
夜は暗いもの。そんなあたりまえのようなことに改めて実感したりします。

私たちの生活にとって、電気は必要不可欠なものです。
ですが、舞岡公園の自然のなかにいると、電気の他にも、水や光や火や…
自然のもつもの、エネルギーについて思い巡らすことも多くあります。
舞岡公園は自然の恵みを受け、昔ながらの人の暮らしが、
その外部に頼ること少なく、循環のなかにあることを体現できる場所でもあります。

人が生み出した本来自然界には存在しなかったものが、
海に山に…あらゆる自然に排出されたとしても、
それを知る由もなく、自然はただただ静かに受けとめてゆく。
多くの生きものたちもまた…
「もういいかげんにしなさい」八百万の生きものたちの声が聴こえるようです。
私はそれを舞岡の自然からも学んでいるように思います。
人は自然を壊すことも、守ることもできます。
人と自然の「良い加減」をみつけてゆきたいですね。 
被災地の方々に心からお見舞いを申し上げます。
                                      (生物環境部会)

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世界から日本へ 祈りの声が届いています 

「Pray for Japan」 YouTube


各地からの支援が本格化してきました
家の余った居住スペースで受け入れてくださる方、空き住居を保有されている方が
ルームドナーとして登録。住居にお困りにになった方を支援するサイトです。

被災者住宅支援サイト


今日は、一年でいちばん月が大きい "Super Moon" ですね。
(月と地球が最接近する現象)
これからの日々を、明るく照らしてね。
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by yuima-ru_tanbo | 2011-03-19 20:27 | 「ゆいまーる」にておもうこと