ゆいまーる

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田んぼの生きもの調べ2011 〜めだかまつり〜


青い空。もう夏ですね。 緑の苗が風に揺れています。
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田植えから34日後の「ゆいまる田」。
田植え40日後くらいが、いちばん生きもののにぎわいが高いといわれています。

この時期は、田んぼの生きもの調べをしています。
今年は、どんな生きものに会えるでしょうか。

今年は、6月の下旬から7月の始めにかけて、
ゆいまーる田には、メダカがいっぱい。
めだかの学校というよりも、めだかまつり、というくらいに大発生。

もともと、ゆいまる田の水は、水路から直接ひくので、
水路の生きもの(メダカやエビなど)が入り込むことありましたが、
今年は、ゆいまる田で「繁殖している」といった感じです。

そして、それは、
去年から注目してみてきた「キクモ(菊藻)」という水田の草と関係がありました。
キクモは水中の状態では、とても柔らかな草で、
いかにもメダカが卵を産むのに適しています。

見ると、お腹の大きい、卵を持ったメダカもたくさん泳いでいます。

今日から、セルカリア対策が解除され、田んぼに入ることはできるのですが、
キクモは取らずに様子を見ることにしました。
今、キクモには、たくさんのメダカの卵が付いているはずです。

メダカをとって、観察しました。
まず、本当に「メダカ」であるのかを確かめます。
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結果、何匹かを見てみましたが、すべて「メダカ」でした。安心。

「メダカ」か「カダヤシ」かを心配していました。
しりびれの部分をみると容易に見分けることができます。

カダヤシ(蚊絶やし)は、メダカに似ているお魚で、北アメリカ原産の外来種です。
蚊の幼虫であるボウフラを食べてくれることから、日本に持ち込まれた魚です。
実際、私はカダヤシを水路でみたことがありました。

ちなみに舞岡のメダカは、「黒メダカ」といわれるもので、
在来種です。今、メダカはどんどん少なくなってきている生きものなので、
各地で、種の保存が行われています。
各水域(川)によって、同じクロメダカでも違ってきます。
奥の深いクロメダカの世界です。

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今日の観察では、他に
オタマジャクシの足が生えた様子や、
ザリガニ、スジエビ、サカマキガイ
などがみれました。



今年は、生きものの種類と、増減を顕著に感じています。
それは、また別記事でお知らせしたいと思います。


・(参考)メダカとカダヤシのわかりやすい見分けのページ
  和歌山県立自然博物館「メダカとカダヤシ」

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by yuima-ru_tanbo | 2011-07-16 13:48 | 「ゆいまーる」の生きものたち