ゆいまーる

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カテゴリ:「ゆいまーる」の生きものたち( 49 )

オバボタル


23番田んぼは、生きものにも、お米にも優しい田んぼであれればと思っています。

田植えの日。
畦は、ホタルへの配慮をしているのですが、
杭に別のホタルがやってきていました。うれしい訪問者です♪

オバボタル(姥蛍)
陸生のホタル。幼虫が光る。(成虫は、弱く発光するらしいです)
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by yuima-ru_tanbo | 2012-06-10 14:41 | 「ゆいまーる」の生きものたち

アキアカネ

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脱穀の作業中
帽子にとまった
赤トンボ


d0112350_344941.jpg胸にある2本目の黒い線が
とがっているので
「アキアカネ」

胸の下に「副性器」という
器官があるので、「オス」

ということで、
「アキアカネ」の「オス」でした。

こんにちわ。
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by yuima-ru_tanbo | 2011-11-05 12:43 | 「ゆいまーる」の生きものたち

コサギ現る

d0112350_3365993.jpgゆいまる田
稲刈りの翌日


コサギが田んぼのなかを
ゆっくり歩いていました

稲刈り後の田んぼで
餌を探しているのでしょう


なんだか嬉しくなりました
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by yuima-ru_tanbo | 2011-10-16 15:16 | 「ゆいまーる」の生きものたち

田んぼのヤゴ 冬を越す


溝を掘っているときに、みつけました。
ヤゴです。
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頭が四角いので、
シオカラトンボ型のヤゴです。

シオカラトンボか
オオシオカラトンボのヤゴと
いうことになりますが、
背棘(はいきょく)があるので
オオシオカラトンボのヤゴだと思われます。
(2つの同定のポイントは、
背棘の有無)


今の時期に、ヤゴなので、これは越冬幼虫かな、と思います。

メダカの天敵はこのヤゴです。
1匹のヤゴが、一日10匹くらいのメダカを食べるそうです。
きっと、ゆいまる田では、ご飯に事欠かないことでしょう...
今年の夏は、トンボの羽化が少なかった気がするゆいまる田だったので、
少し安心しました。



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photo/2009.6

←こちらは、
シオカラトンボのヤゴ。
背棘がないのがわかります。

背棘は
お尻の部分にある突起のこと。

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←オオシオカラトンボ♂


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d0112350_2346926.jpgさて、事件です!

ネットにザリガニが! 
しかもひっかかっている!
なぜ?

ザリガニを食べる生きもの
→ザリガニ(共食い)、カメ、
トリ(サギ、カラス?など)、
ウシガエル、アライグマ...
??? 謎です。
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by yuima-ru_tanbo | 2011-09-11 15:57 | 「ゆいまーる」の生きものたち

稲の子「イナゴ」

9月に出会う田んぼの生きもの

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6月頃からみていた
小さなイナゴたちも、
こんなに大きくなりました。

"イナゴ、稲の葉っぱを食べる"

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アップでどうぞ。


コバネイナゴ(小翅稲子)
バッタ目イナゴ科

稲の葉を食べる。
雌は、地中に卵を産む。
卵で越冬し、春に孵化する。
年に一回発生。


イナゴは稲の子。
舞岡では害虫ではありません。
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by yuima-ru_tanbo | 2011-09-11 14:33 | 「ゆいまーる」の生きものたち

ネットを行き来する生きものたち


スズメからお米を守るためのネットかけ。
ですが、ネットかけをすると、
田んぼに集まる生きものたちの出入りが難しくなったりもします。

どちらをとるか、両方ともにいい方法はないものか...
毎年ネットかけに思う課題でもあります。
みなさんはどう思いますか?

ネットにつかまっている生きものでよく見るのは、
トンボ、イナゴ(バッタ)、カマキリ。
そして、これからの季節は、ネットにも糸をかけて利用するクモたち。

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しばらくネットにとまって、体を動かしてネットを出入りしています。
イナゴはエサを捕まえに、
トンボは田んぼでヤゴから孵り、外へ出るために、
そしてまた卵を産みに田んぼに入り...

羽を傷めてしまうトンボもいます。
心をちりちりとしながら、無事に出てねと思うこの頃です。
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by yuima-ru_tanbo | 2011-08-06 13:20 | 「ゆいまーる」の生きものたち

ミズオオバコの花が咲きました

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7月10日にみつけたミズオオバコ1株。
ネットかけの日には、お花が一つ咲いていました。
うす桃色の花がとてもかわいいです。

種を実らせ、来年はもっと咲くといいなあ。

代かき、田植えの時期にあまり泥をかき混ぜてしまうと
ミズオオバコは根付かないようです。
来年の作業の方法にも気を配ろうと思います。

ミズオオバコの花は1週間くらいで咲き終わりました。
短いお花の時期に、出会うことができてうれしかったです。
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by yuima-ru_tanbo | 2011-08-06 13:05 | 「ゆいまーる」の生きものたち

キクモとメダカ 〜草や虫も敵とせず〜

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去年、ゆいまる田にやって来たキクモ。(以前から、ちらほらとはありました)
かわいい花が咲くといいこともあって、
コナギのように「絶対取る」ということはしないようにしました。
稲への影響もみられませんでした。

その頃の私の所感は、
『若干、キクモが繁茂したところは稲穂が少ないかもかも?と
気にしているからそう感じるのかわかりません、という程度でした。
(稲の葉の色が変わるなどの変化はみられませんでした)』

「キクモのじゅうたん」2010.10

そんなことで、去年の7月からのキクモは、
ゆいまる田は冬の田起こしをしない(生きものへの配慮から)で、冬場を過ごし、
3.11以降田んぼの作業を、お休みしたため、
春の田起こしをせず(3月、4月)、今年は「不耕起"半"田んぼ」となり、
その間、どんどん勢力を広げていき、ついに田んぼの端まで達したのでした。

去年1割程の面積にあったキクモが反対側の畦に到達、(7月中旬)
キクモすごーッ!と思っていた頃、それに呼応するように
メダカがびっくりするほど、大繁殖したのでした。
それは、例年にない程の数の多さで、赤ちゃんメダカもいっぱいだったのが、
水路から入り込んでしまったことだけではないことを容易に推測させました。
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わかりやすくいうと、
お茶碗一杯(稲3株分)で、メダカが10匹はいる、という位の数です。
ゆいまーるの田んぼには、
おそらく数千単位のメダカが育っているということになります。

水中で柔らかなキクモ。金魚鉢に入れる藻によく似ています。
お腹の大きい、卵を抱えたメダカもいっぱいいました。
キクモに卵を産んでいることを見越せば、
さらに多くのメダカの命が在ることになります。

草取りの判断も、コナギ、イボクサ、オモダカなどは取ることにし、
キクモはそのまま残すようにしました。
実際、何万にもなるであろうメダカの命を奪ってしまう気にはとてもなれません。


ここで、ひとつ、問題が発生しました。
メダカの中にオレンジのメダカが!

(左)野生種:クロメダカ (右)鑑賞魚:ヒメダカ/卵を持っているのがみえます
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ここでは、移入種であるヒメダカは、繁殖されてはちと困るもの。
目立つので見つければ取ることはできますが...

何が残して良くて、何がダメなのか。
おんなじ命なのに...考えてしまう問題です。
ですが、このヒメダカがいるということは、人の手によってされたもの。
人は本当に、環境にとって、大きなチカラを持ってしまっています。
いいチカラとして、使いたいです...

逆に、いいところは、
メダカの産卵の水草になることと、
コナギ(田の草とりで取る草)が、キクモが水面を覆うように生えるために
とても少ないということです。

ーーーーーーー

7月中旬、キクモは旺盛に成長し、
沈水形の葉から陸生形の葉が目立つようになりました。
田んぼ4割程の面積です。
少しばかり、キクモが多いあたりで、稲の葉の色に薄さを感じました。

7月の半ばには、孵化したであろうメダカは増えてもいいように思っていましたが、
みかける数が減って来ました。
なぜかな、と思っていると、なるほど、それが自然の摂理。
自然淘汰されたということのようです。
卵が孵化して、大人のメダカになれるのは、ほんの一握りのメダカ。
自然の厳しさを目の当たりにしました。

ーーーーーーー

キクモへの対策として、
稲株に酸素を入れる、稲の根を切る=稲の間を踏む(稲が元気になります)、
周りのキクモを減らす、ということにしました。

キクモの陸生形の葉が多く繁茂している部分は取る=メダカの卵が付いていない
陸生形の葉と沈水形の葉の繁茂の境目は、見守り=取らない

その作業はいっぺんではなく、徐々に。

生きものの逃げ場を、ちゃんと確保しながら行うことは、自然農の大きな教えです。
「草や虫も敵としない」そんな豊かさを感じていたいです。

メダカの繁殖時期も収まって来たことも、キクモ対策を始めた大きな判断材料です。

この1カ月と少しの間、どんどん状況は変化し、
メダカ、キクモの様子も色々に変わっていきました。
とても面白かった。
稲と生きもの(植物も含めた生きもの)をどうみるか、とても学びになりました。


田んぼは、稲を育てる場所だけではない。
宇根さんの言っていたことを思い出します。

生きものも、人も育んでいくんだなあと。
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by yuima-ru_tanbo | 2011-08-01 18:40 | 「ゆいまーる」の生きものたち

「ゆいまーる」の生きものたち 〜田廻りで出会う生きもの〜

田植え後、私たち指導員は、
舞岡に来ると、担当の田んぼの点検をします。
私の場合は、週に数回、「田廻り」をしています。

畦に穴が空いて、水が漏れていないか等を確認するのですが、
去年は、みる度ごとに水が抜けていたのですが、今年は少ないです。
ひと安心です。

お百姓さんは、そんな田廻りを
「稲に足音を聴かせる」といいました。

とても素敵な表現です。私はそんな世界観が大好きです。
利益だけにとらわれない、「農」の奥深さを感じます。

ひとりで、田廻りをしていると
みんなで作業をしている時とは違う、
ひっそりとした生きものたちの世界と出会います。
実は、それが愉しみだったりするのですが。

夕方には、杭のところにカワセミがとまったり、
目印のために立てた竹の棒に、トンボがとまったりしていて
すぐそばにいっても、逃げないでいてくれるので、よく観ることもできます。

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写真は、
田んぼの水口にある木の板にとまった、
シオカラトンボ(オス)。

何気なく、人がしたことが、
ちゃんと生きものの場となっている
と思うと、嬉しくなります。


d0112350_1750247.jpg今年田廻りで頻繁に会うのがヘビです。
7割方、出くわすといった感じです。

みんなと作業をしている時は、
がやがやしているので
ヘビも隠れているのだと思います。

一人で作業していると
すぐ近くにいるので、びっくりします


写真は「ヤマカガシ」です。(7月16日16時すぎ)
赤と黄色が目立つのが特徴です。毒を持っているので注意が必要です。
こちらが何かしなければ、攻撃をすることはありません。
見かけたら、そっと、どこかへ行くのを待ちます。

他にシマヘビも、ゆいまる田で出会いましたが、ヤマカガシは高頻度で会います。
いずれも田んぼの中に作った水路の辺りでいるのをみています。
たぶん、畦に巣があるのではないかなと思います。

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卵が畦に!(6月18日)

これは、
「カルガモの卵」だそうです。

ほぼニワトリの卵くらいの大きさで、
少し青みがかっています。


カルガモは時折、こういうことをするそうです。
育児放棄した卵ということになるので、もう孵化は難しいと思われます。
この日は雨も降り続いていました。

数日後、もう卵はなくなっていました。あのヘビが食べたりしたのでしょうか?

何年みていても、新しい発見がある。生きものの世界は本当に面白いです。
わからないこと、知らないことの方が、はるかに多いのです。
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by yuima-ru_tanbo | 2011-07-16 16:35 | 「ゆいまーる」の生きものたち

田んぼの生きもの調べ2011 〜めだかまつり〜


青い空。もう夏ですね。 緑の苗が風に揺れています。
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田植えから34日後の「ゆいまる田」。
田植え40日後くらいが、いちばん生きもののにぎわいが高いといわれています。

この時期は、田んぼの生きもの調べをしています。
今年は、どんな生きものに会えるでしょうか。

今年は、6月の下旬から7月の始めにかけて、
ゆいまーる田には、メダカがいっぱい。
めだかの学校というよりも、めだかまつり、というくらいに大発生。

もともと、ゆいまる田の水は、水路から直接ひくので、
水路の生きもの(メダカやエビなど)が入り込むことありましたが、
今年は、ゆいまる田で「繁殖している」といった感じです。

そして、それは、
去年から注目してみてきた「キクモ(菊藻)」という水田の草と関係がありました。
キクモは水中の状態では、とても柔らかな草で、
いかにもメダカが卵を産むのに適しています。

見ると、お腹の大きい、卵を持ったメダカもたくさん泳いでいます。

今日から、セルカリア対策が解除され、田んぼに入ることはできるのですが、
キクモは取らずに様子を見ることにしました。
今、キクモには、たくさんのメダカの卵が付いているはずです。

メダカをとって、観察しました。
まず、本当に「メダカ」であるのかを確かめます。
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結果、何匹かを見てみましたが、すべて「メダカ」でした。安心。

「メダカ」か「カダヤシ」かを心配していました。
しりびれの部分をみると容易に見分けることができます。

カダヤシ(蚊絶やし)は、メダカに似ているお魚で、北アメリカ原産の外来種です。
蚊の幼虫であるボウフラを食べてくれることから、日本に持ち込まれた魚です。
実際、私はカダヤシを水路でみたことがありました。

ちなみに舞岡のメダカは、「黒メダカ」といわれるもので、
在来種です。今、メダカはどんどん少なくなってきている生きものなので、
各地で、種の保存が行われています。
各水域(川)によって、同じクロメダカでも違ってきます。
奥の深いクロメダカの世界です。

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今日の観察では、他に
オタマジャクシの足が生えた様子や、
ザリガニ、スジエビ、サカマキガイ
などがみれました。



今年は、生きものの種類と、増減を顕著に感じています。
それは、また別記事でお知らせしたいと思います。


・(参考)メダカとカダヤシのわかりやすい見分けのページ
  和歌山県立自然博物館「メダカとカダヤシ」

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by yuima-ru_tanbo | 2011-07-16 13:48 | 「ゆいまーる」の生きものたち