ゆいまーる

yuitanbo.exblog.jp
ブログトップ

<   2011年 08月 ( 5 )   > この月の画像一覧

3.11情報 追加「首都圏150ヵ所首都圏土壌調査の結果」

3.11情報のまとめに、2項目追加しました。
状況は、深刻です...


2011.8.8発表された、首都圏150ヵ所首都圏土壌調査の結果と、
各都道府県等の水産物放射性物質調査結果の情報を追記しました。

各項目のリンク先をクリックしてPDFをご覧下さい。

情報のまとめ

[PR]
by yuima-ru_tanbo | 2011-08-08 23:28 | 3.11関連

ネットを行き来する生きものたち


スズメからお米を守るためのネットかけ。
ですが、ネットかけをすると、
田んぼに集まる生きものたちの出入りが難しくなったりもします。

どちらをとるか、両方ともにいい方法はないものか...
毎年ネットかけに思う課題でもあります。
みなさんはどう思いますか?

ネットにつかまっている生きものでよく見るのは、
トンボ、イナゴ(バッタ)、カマキリ。
そして、これからの季節は、ネットにも糸をかけて利用するクモたち。

d0112350_19234460.jpgd0112350_19242961.jpg


しばらくネットにとまって、体を動かしてネットを出入りしています。
イナゴはエサを捕まえに、
トンボは田んぼでヤゴから孵り、外へ出るために、
そしてまた卵を産みに田んぼに入り...

羽を傷めてしまうトンボもいます。
心をちりちりとしながら、無事に出てねと思うこの頃です。
[PR]
by yuima-ru_tanbo | 2011-08-06 13:20 | 「ゆいまーる」の生きものたち

ミズオオバコの花が咲きました

d0112350_19335820.jpg


7月10日にみつけたミズオオバコ1株。
ネットかけの日には、お花が一つ咲いていました。
うす桃色の花がとてもかわいいです。

種を実らせ、来年はもっと咲くといいなあ。

代かき、田植えの時期にあまり泥をかき混ぜてしまうと
ミズオオバコは根付かないようです。
来年の作業の方法にも気を配ろうと思います。

ミズオオバコの花は1週間くらいで咲き終わりました。
短いお花の時期に、出会うことができてうれしかったです。
[PR]
by yuima-ru_tanbo | 2011-08-06 13:05 | 「ゆいまーる」の生きものたち

8月の作業「ネットかけ」

7月末に、舞岡の田んぼでも出穂がみられるようになりました。
ゆいまーるの田んぼは、他の田んぼより半月程後に田植えをしていることもあり、
出穂している稲はまだのようです。

d0112350_1856326.jpgこの間、
ぐんぐん伸びているキクモちゃんに
どんな対応をしているのかは
別でお知らせするとして。

稲の成長については、
去年とあまり変わらないような気がします


d0112350_1901891.jpg田んぼの周りに杭を打ち込んでゆきます。
うまく掛矢が当たると、
「カーン」と心地の良い音がします。

雑巾を杭に当てると
杭が割れにくくなります。
ひとつひとつの作業に
小さな工夫があります。


d0112350_19115315.jpg小さな子どもにも
できることはたくさんあります。
刈った草を集めたり、
ネットを留めるセイタカアワダチソウを切ったり。

そしてなにより、
その場が和やかになるんです。

d0112350_19154729.jpg





今年もきれいに
ネットが張れました。
お疲れさまでした。



6月12日の田植えから56日後のネットかけです。(去年は77日後でした)
稲刈りまでは、出穂後40日くらいです。
これからの夏の晴天で巻き返すかな?
[PR]
by yuima-ru_tanbo | 2011-08-06 13:00 | 「現在」の田んぼ

キクモとメダカ 〜草や虫も敵とせず〜

d0112350_18422418.jpg

去年、ゆいまる田にやって来たキクモ。(以前から、ちらほらとはありました)
かわいい花が咲くといいこともあって、
コナギのように「絶対取る」ということはしないようにしました。
稲への影響もみられませんでした。

その頃の私の所感は、
『若干、キクモが繁茂したところは稲穂が少ないかもかも?と
気にしているからそう感じるのかわかりません、という程度でした。
(稲の葉の色が変わるなどの変化はみられませんでした)』

「キクモのじゅうたん」2010.10

そんなことで、去年の7月からのキクモは、
ゆいまる田は冬の田起こしをしない(生きものへの配慮から)で、冬場を過ごし、
3.11以降田んぼの作業を、お休みしたため、
春の田起こしをせず(3月、4月)、今年は「不耕起"半"田んぼ」となり、
その間、どんどん勢力を広げていき、ついに田んぼの端まで達したのでした。

去年1割程の面積にあったキクモが反対側の畦に到達、(7月中旬)
キクモすごーッ!と思っていた頃、それに呼応するように
メダカがびっくりするほど、大繁殖したのでした。
それは、例年にない程の数の多さで、赤ちゃんメダカもいっぱいだったのが、
水路から入り込んでしまったことだけではないことを容易に推測させました。
d0112350_1858221.jpg

わかりやすくいうと、
お茶碗一杯(稲3株分)で、メダカが10匹はいる、という位の数です。
ゆいまーるの田んぼには、
おそらく数千単位のメダカが育っているということになります。

水中で柔らかなキクモ。金魚鉢に入れる藻によく似ています。
お腹の大きい、卵を抱えたメダカもいっぱいいました。
キクモに卵を産んでいることを見越せば、
さらに多くのメダカの命が在ることになります。

草取りの判断も、コナギ、イボクサ、オモダカなどは取ることにし、
キクモはそのまま残すようにしました。
実際、何万にもなるであろうメダカの命を奪ってしまう気にはとてもなれません。


ここで、ひとつ、問題が発生しました。
メダカの中にオレンジのメダカが!

(左)野生種:クロメダカ (右)鑑賞魚:ヒメダカ/卵を持っているのがみえます
d0112350_19241228.jpgd0112350_19242661.jpg

ここでは、移入種であるヒメダカは、繁殖されてはちと困るもの。
目立つので見つければ取ることはできますが...

何が残して良くて、何がダメなのか。
おんなじ命なのに...考えてしまう問題です。
ですが、このヒメダカがいるということは、人の手によってされたもの。
人は本当に、環境にとって、大きなチカラを持ってしまっています。
いいチカラとして、使いたいです...

逆に、いいところは、
メダカの産卵の水草になることと、
コナギ(田の草とりで取る草)が、キクモが水面を覆うように生えるために
とても少ないということです。

ーーーーーーー

7月中旬、キクモは旺盛に成長し、
沈水形の葉から陸生形の葉が目立つようになりました。
田んぼ4割程の面積です。
少しばかり、キクモが多いあたりで、稲の葉の色に薄さを感じました。

7月の半ばには、孵化したであろうメダカは増えてもいいように思っていましたが、
みかける数が減って来ました。
なぜかな、と思っていると、なるほど、それが自然の摂理。
自然淘汰されたということのようです。
卵が孵化して、大人のメダカになれるのは、ほんの一握りのメダカ。
自然の厳しさを目の当たりにしました。

ーーーーーーー

キクモへの対策として、
稲株に酸素を入れる、稲の根を切る=稲の間を踏む(稲が元気になります)、
周りのキクモを減らす、ということにしました。

キクモの陸生形の葉が多く繁茂している部分は取る=メダカの卵が付いていない
陸生形の葉と沈水形の葉の繁茂の境目は、見守り=取らない

その作業はいっぺんではなく、徐々に。

生きものの逃げ場を、ちゃんと確保しながら行うことは、自然農の大きな教えです。
「草や虫も敵としない」そんな豊かさを感じていたいです。

メダカの繁殖時期も収まって来たことも、キクモ対策を始めた大きな判断材料です。

この1カ月と少しの間、どんどん状況は変化し、
メダカ、キクモの様子も色々に変わっていきました。
とても面白かった。
稲と生きもの(植物も含めた生きもの)をどうみるか、とても学びになりました。


田んぼは、稲を育てる場所だけではない。
宇根さんの言っていたことを思い出します。

生きものも、人も育んでいくんだなあと。
[PR]
by yuima-ru_tanbo | 2011-08-01 18:40 | 「ゆいまーる」の生きものたち