ゆいまーる

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3月の作業「田起こし」

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啓蟄もすぎ、
今年最初の田んぼの作業は、
「田起こし」でスタートです。

三本鍬で土を起こして
春が来たよと
田んぼに知らせます。


今日はなんと、作業人2人でした。
しかも女子力。
作業中は何度か、
「無理しないで」「たいへんだね」と通りがかりの方から声をかけられましたが、
いざ、作業をしてみれば、1時間と少しで、ばっちり作業完了しました。
疲れてもおらず、「余裕で、できるね」と2人で話していました。
私たちは、たくましいのでしょうか(笑)。

ゆいまーるの田んぼの面積では、
一人が一年自給できるお米の少し足りないくらいの収量になります。
ひとりが自給自足するとなると、
ゆいまーるほどの田んぼと、半分位の畑、
そしてゆいまーる位の土地で家を建てれば、程よい暮らしができそうです。

「自給するなら、このくらいの田んぼ、一人で手作業でいけるね。」
「稲刈りと田植えは誰かに手伝ってもらったらいいね」
そんな話をしていました。


さて、「ゆいまーる」は、6年目を迎えるにあたり、
田んぼを16番から23番に変わることになりました。
23番の田んぼは、「不耕田」となります。
「生きもののための田んぼ」とよばれる舞岡公園でも数少ない「不耕田」です。
数あるグループで「不耕田」を管理するのは、「ゆいまーる」のみになります。

現在、「不耕田」の学びを深め、どんなスケジュールにしようか検討中です。
「不耕田」のため、田起こし、代かきはありません。
ので、「ゆいまーる2012」は、5月スタートです。

5年間、16番田んぼ、どうもありがとう。
ずっと、作業をしてくると、その土地にとても愛着があります。
離れ難いのは山々なのです。
ほんとうにありがとう。
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# by yuima-ru_tanbo | 2012-03-20 13:20 | 「現在」の田んぼ

2012年のはじまりに寄せて

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2012年を迎えました。
あけましておめでとうございます。

田んぼは、朝早く行くと霜が下りていることも多くなり、
氷が張ったり、霜をうけた畦草がとても美しいです。


2011年は、3.11そして原発事故が起き、
田んぼ、そしてこの谷戸全体にも影響を様々に与えました。

そして、それは今も継続しています。
元旦の地震のあと、放射性セシウムの値は3月と同じ数値まで上がったという
情報があります。
収束宣言を出した政府やメディアは、セシウムの値が上がっても報道はされません。

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ひざを地面について、足もとの小さな美しい畦草をみながら、
人として、自然に対して、
これからの未来を、どういう姿勢をみせるべきかを思います。
2012年のゆいまーるの活動をどうするかを思います。


3.11以降、たくさんの情報を集め、現状を判断し、
すすめてきた方針は、今も変わりません。
事態は「収束」しているとは思いません。

ですが、神奈川県の此処での状況判断として、
「農」の営みは続けてゆくべきと考えます。

小さな子どもも安心して参加できる方法をより考えてゆきたいと思います。
作業をすべて行うということが、参加ということではありません。
「ゆいまーる」は、「そこに在ること」を何より大切にしてきました。

これから先、何年もの間、この放射能の問題は立ち塞がるものになります。
今現在の状況を、今現在で一番安心な方法を取りながら、すすめたいと思います。

今年も、ゆいまーるとして考えるこの状況下での指針をぶれずに、
作業を行ってゆきたいと思います。
そして、行動ひとつひとつに
皆での共通の理解をきちんとすすめていきたいと思います。


自然は、この愚かな人間がしたことをどう受けとめているのでしょうか。
自然に寄り添い、ゆいまーるに集う人たちと寄り添い、日々ありたいと思います。

今年もよろしくお願い致します。

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2012年の春より
田んぼを離れた「ゆいまーる」の子どもたち版といった想いで、
森のようちえん葉山「もりのわ」を立ち上げます。

「ゆいまーる」の想いをそのままに
またひとつ始めたいと思っています。

森のようちえん葉山「もりのわ」
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# by yuima-ru_tanbo | 2012-01-06 20:59 | 「ゆいまーる」にておもうこと

舞岡公園の干し椎茸と草木灰の放射性セシウム検出について

11/4にテレビ等の舞岡公園の干し椎茸報道、及び11/11の草木灰報道について、
ご存知である方もあるかと思います。


干し椎茸について

11/4に、
「舞岡公園で栽培していたシイタケから基準値を上回るセシウムが検出されました」と報道されました。
http://yokohama-konan.info/kinoko3.html

11/5に舞岡公園に行き、詳細確認をとりましたので、
この場でもお知らせしたいと思います。

11/4に、テレビ、新聞で報道された値、
放射性セシウム2770ベクレル/kgというのは誤りでした。
この値は、横浜市の検査結果によるものですが、
舞岡公園で検査した値と大きな差があったため、
舞岡公園は横浜市に再検査を依頼しました。
横浜市は2回目の検査結果を、393ベクレル/kg と発表しました。
公園(会)の検査結果は290ベクレル/kg です。(検査機関が異なります)

公園は、横浜市に対して、報道の訂正を求めていますが、
横浜市からの説明はない状態です。

報道にある、2770ベクレル/kg というのは、このような経緯があり、誤りです。

日本の暫定基準値500ベクレル/kg からみれば、基準値以下ということになります。

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草木灰について

11/11に、
「横浜市の公園で加工・販売していた灰から、
放射性セシウム2651ベクレル/kgが検出された」という報道です。
http://www.news24.jp/articles/2011/11/11/07194323.html

これについては、詳細現在確認中です。

草木灰というのは、主にかまどで出た灰を、
畑で使用するものとして集めたもので、公園の剪定した木を燃やして作られています

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干し椎茸は、3.11を前後して収穫され、天日干ししたものです。
前後のものの区別はしておらず、
また3.11以降しばらくは天日干しを避けていたのを記憶しています。

「ゆいまーる」ではこの間に、2回炊き出しを行いました。
7月の炊き出しでは、私の判断で、干し椎茸は使用しませんでしたが、
9月の炊き出しの際に、状況把握が不十分だったため、
干し椎茸を使用していたことがわかりました。
私の配慮不足です。申し訳ありませんでした。ここに改めて、お詫び致します。


暫定基準値の500ベクレル/kg 以下だから、
「ただちに健康に影響はない」とか、「健康への影響は低い」ということは、
本当がわからないうちは、私は言いたくありません。


ここで、考えてみたいと思います。
公園と横浜市の検査では、横浜市の方が高い数値なので、
横浜市検査の393ベクレル/kg で考えます。


「ゆいまーる」では、3個の干し椎茸(10g程度)摂取したと思われます。
当日は、他のグループと合同の鍋になり、
大量に作ることになった(なってしまった)ので、
結果として50人前位の分量になりました。

393ベクレル/kg の干し椎茸10gを50人で食べたということになります。

10g÷50=0.2g(ひとりあたりの摂取量)

393:1000=x:0.2
1000x=78.6
x=0.0786ベクレル  

ひとりあたりの摂取量は、0.0786ベクレル ということになります。

ベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)計算・換算ツール
を使って、シーベルト換算してみます。

横浜市の検査結果では、セシウム134か137かのデータがありません
(合算しているのだと思います)

ちなみに、公園(会)での検査結果は、
セシウム134が113ベクレル/kg、セシウム137が177ベクレル/kg で、
計290ベクレル/kg です。

会の検査結果のセシウム134と137の対比をそのまま、
横浜市の検査結果393ベクレル/kgに当てはめると、
セシウム134が153ベクレル/kg、セシウム137が240ベクレル/kg 程になります。

これで、再度換算ツールにしてみますと、

・セシウム134/0.0005814 μSv

・セシウム137/0.000624 μSv

合算すると、一人当たり摂取した干し椎茸のセシウム合計は、0.0012054 μSv
ということになります。


まだわかりにくいので、
ここから、一日に現在、どの位の被ばくがあるのかを考えます。

日本における年間自然放射線量は、1400μsv(マイクロシーベルト=1.4mSV)です
ちなみに、/h(アワー:1時間)に換算すると
=約0.16μSv/h(1/8760にする:24時間×365日)になります。
一日は、約0.16μSv/h×24(1日)=3.84μSv

現在の空間の放射線量(吸収線量)の平均値はだいたい、44nGy/hです。
(横須賀調べ)
※神奈川県で以前から放射線量を公表している場所は、
川崎と横須賀なので、横須賀にしました。
(3.11以前の通常値は、20〜30nGy/hなので、現在も1.5〜2倍の値です)

ナノグレイはわかりにくいので、シーベルト換算します。
100nGy/h(ナノグレイ毎時)≒0.08μSv/h(マイクロシーベルト毎時)なので、
44nGy/h≒0.0352μSv/h 

0.0352μSv/h ×24(1日)=0.8448μSv
今現在、一日に浴びている空間線量(外部被ばく)は、
0.8448μSv ということになります。
(実際は、24時間外にいるわけではないのでそれより低くくなるはずです)

今回の干し椎茸を食べたことによる、一日の被ばく量は、
0.8448μSv + 0.0012054μSv =0.8460054μSv となります。


次に、内部被ばくと外部被ばくを勘案すると、
自然放射線量の2/3は、内部被ばくと考えてみます。
内部被ばくは、呼吸や食べ物での体に取り込む分です。
実際には、空間線量の2/3分(0.5632 μSv)を、さらに足してあげると安心です。

0.8448μSv + 0.0012054μSv + 0.5632 μSv = 1.4092054 μSv

今回の干し椎茸を食べたときの、一日の放射線被ばく量総量は、
1.4092054 μSv になります。



年間自然放射線量おける、一日の最大値は、3.84μSv なので、
今回の干し椎茸を食べても、
年間自然放射線量(3.11以前にも自然に浴びている放射線量)よりも
下回っているということが、これでわかります。
これで、いくらか安心といえることが、数値からわかります。

ですが、半減期の問題で、
セシウム134 は 2.06年、セシウム137 は 30.0年になります。

単純にいえば、0.0005814 μSvが2年、0.000624 μSvが30年、
日々身体の中に残るということになります。
いくら低い数値とはいえ、身体の中に取り込まないようにすることが
望ましいことには変わりはありません。


ちなみに2009年度(3.11以前)の横須賀市の土壌のセシウム137年間平均値は、
4.6ベクレル/kg だそうです。
今回のことについて、安心といえることはありますが、
393ベクレル/kg という数値からみても、
いかに3.11以前と変わってしまった世界であるかがわかります。

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さいごに、「じゃあ、舞岡公園は安全なの?」ということですが、

横浜市が9/27に計測した舞岡公園の空間線量は、
0.06〜0.07μSvでした。

この値は、現在横浜市から発表のある横浜市内の公園15ヵ所のなかで、
最大値が0.07μSvというのは、一番低い数値です。

ですが、ナノグレイ換算してみてみると 87.5nGy/h になります。
よって、舞岡公園は、横須賀の値と比べれば、だいぶ高めであることがわかります。

場所によっては、0.1μSv/h 以上になる場所も計測されています。
年間自然放射線量からすると、約0.16μSv/h 以下が好ましいし、
これは食べ物摂取などの内部被ばくのことは、勘案されていません。
高い値の場所を避け、日中、数時間過ごすという分には問題はないですが、
そこに24時間いるとした場合には、トータル的に考えると、
年間自然放射線量いっぱいということになる範囲かと思います。


なお、計算式がややこしくなるので、ここにはのせませんが、
舞岡公園の空間線量 0.07μSv/hで、一日中いた場合、
外部被ばく、内部被ばく量も勘案して、干し椎茸を摂取した場合でも、
年間自然放射線量おける許容量からみた、一日の最大値3.84μSv は超えません。


日本における年間自然放射線量は、1400μsv(約0.16μSv/h)
(世界では、2400μSv(0.27μSv/h))
一年間に浴びてよい放射線量は、1000μSv(1mSv)といわれています。
ですが、今回は、あくまで自然放射線量から考えることにしました。

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椎茸のこと、草木灰のこと

私たちはこれから、もっと、この原発事故がもたらしたもの
目にみえない放射能ことを身に詰まされる思いで、考えなければなりません。

「ゆいまーる」でも心して、考えてゆきたいと思います。


今回の検査では、他に野菜類は不検出、
玄米は、セシウム134が6ベクレル/kg、セシウム137が7ベクレル/kg で、
計13ベクレル/kg という結果が出ています。

椎茸(キノコ)は、森林の生態系での物質循環に重要な役割をはたしていて、
放射性セシウムを濃縮するということが、
チェルノブイリ以降明らかになってきました。
キノコは、いちばん、森のなかで敏感な存在で、
人間が生み出した毒を受けとめてしまったのだと思います。

この事実に、人は自然に対して、
これからの未来を、どういう姿勢をみせるべきでしょうか。
すべての人が考えなくてはいけない大きな問題であることを
身にしみて感じています。
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# by yuima-ru_tanbo | 2011-11-14 00:06 | 「ゆいまーる」にておもうこと

11月の作業「脱穀」

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予定より1週間遅れの
脱穀作業になりました。

稲刈りから3週間後の
脱穀です。

昨日のシイタケの放射性セシウムの検出もあり、
今後の対応も考慮する次第となりました。状況説明後に、作業開始となりました。


足踏み脱穀機で、稲藁から籾をはずします。
次に、穂軸からはずれていないものなどを、ふるいにかけて
手作業での脱穀、選別をします。

d0112350_33833.jpgそして、籾の状態になったら、
唐簑(とうみ)という
昔ながらの機械にかけます。
ハンドルを回すと、
バタバタバタ...と
心地よい音がします。
籾を少しずつ落としこんで
風を起こすと
軽い藁くず、軽い米(しいな)、
籾と3カ所に別れて
選別されてゆきます

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その後、
石を、細かいふるいにかけて
落として異物を取り除きます。

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お米が穫れました!

きれいですね。

このあと、袋詰めをします。

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2011年度ゆいまーるの収量は
18.7kgでした。


ゆいまーる(面積66㎡)
2010の収量は、27キロ。
2009の収量は、26.7キロ。

今年は
はじめての減収となりました

d0112350_3232482.jpg舞岡公園全体では、
収量としては、
少し減収傾向です。

ゆいまーる田については、
全体の収量のデータをからみると
言い切れないところもありますが
キクモさんの繁茂の影響も
懸念されるところです。

次年度の課題として
考えようと思います。

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藁くずは田んぼに還ります。


お疲れさまでした。
これから冬をむかえ、
しばらく田んぼは、おやすみです


今年も無事お米が稔り、自然の恵みに感謝のしめくくりです。
今年は、原発事故が起き、放射能汚染にさらされ、考えあぐねることとなりました。
そして、今まで以上に
土が、田んぼに生きる生きものたちを、とても愛おしく感じることとなりました。
大なり小なり、影響は今後も現れてくるでしょう。
小さい生きものたちへの影響もまた大きいと思います。
人間は、どう向き合うべきなのか、考え続けたいと思います。
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# by yuima-ru_tanbo | 2011-11-05 13:59 | 「現在」の田んぼ

アキアカネ

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脱穀の作業中
帽子にとまった
赤トンボ


d0112350_344941.jpg胸にある2本目の黒い線が
とがっているので
「アキアカネ」

胸の下に「副性器」という
器官があるので、「オス」

ということで、
「アキアカネ」の「オス」でした。

こんにちわ。
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# by yuima-ru_tanbo | 2011-11-05 12:43 | 「ゆいまーる」の生きものたち