ネットをかけるとやってくる
「秋の女王 ジョロウグモ(女郎蜘蛛)」
ゆいまる田のネットにも
たくさん巣を張っています。
大きいのがメス
小さいのがオス
オスはメスが張った巣にやってきて、
メスが成熟するまで、じっと待っています。
成熟する前のメスに近づくと、食べられてしまいます。
ジョロウグモについて 「土の会」HPより
「蜘蛛の糸」
「charlieさんのクモのはなし 〜 秋の女王 〜」
ネット=田んぼに巣を張るのは、
それだけ、エサ(生きもの)がいるということ。
クモは、稲の害虫といわれるウンカなどを食べてくれる益虫なのです。
弥生時代の銅鐸にもクモが描かれているように、
昔から、クモは田んぼを守ってくれる存在として大切にされてきました。
オニヤンマがネットのなかを飛んでいます。
どうやって入って、どうやって出るのか?
時に羽根を傷めてしまいますが、
器用に出入りしています。
エメラルドグリーンの眼。
オニヤンマ(鬼蜻蜓)日本最大のトンボです。
ヤゴは流水域で育ちます。
田んぼの脇を流れる水路で育ったのかもしれません。
オニヤンマは、
他のトンボなどに比べると、見る機会は少ないトンボです
それもそのはず、
オニヤンマは成虫となるまで5年かかるといわれます。
それまでの年月、食う食われるの自然界にいるのです。
トンボの王様。 ゆいまる田んぼによく来たね。
ネットにはジョロウグモの巣。
飛び回るオニヤンマ。
ジョロウグモの巣には、セミやトンボなどのオオモノがかかるときももちろんあります。
オニヤンマも例外ではありません。
いろんなつながりのなか、みんな今を生きています。